2025年2月22日土曜日

20250222 米国経済景気後退懸念?米国株本格調整開始 このまま流れが変わるのか 各資産状況

 ・情勢


今週もお疲れ様でした。

■米国ミシガン大 消費者信頼感指数(2月)
結果:前月の71.7から64.7へ低下(予想:67.8)

2月の消費者信頼感指数は予想を下回り、2か月連続で低下しました。
関税問題やインフレ高まり懸念が消費者心理に悪影響を及ぼしているのでしょうか。


■米国既存住宅販売件数(1月)
結果:年率換算で408万件(予想:412万件、前月:429万件)

1月の既存住宅販売件数は予想を下回り、前月から減少しました。
高金利や住宅価格の上昇が購買層の負担となり、住宅市場が冷え込んでいるのでしょうか。


■S&Pグローバル米国サービス業PMI(2月)
結果:49.7(予想:53.0、前月:52.9)

2月のサービス業PMIは50を下回り、2023年11月以来初めての縮小を示しました。
サービス業は米国経済の約70%を占める重要なセクターであることから、
経済全体の減速を示唆する重要な結果ですね。

それでは、今週のポートフォリオです。


・ポートフォリオ



■米国株














■日本株





















■新興国株














■暗号通貨













・投資状況


今週は特に取引なしです。


米国株は、経済の陰りを示唆する指標が続き、

木、金曜日と2日連続で下落します。ダウは1200ドル程度下落しています。

ナスダックも500ドル近く下落しております。

米国株の年初来でのパフォーマンスが全世界に対してアンダーパフォームしており、

大きく流れが変わっているのでしょうか。


日本株も金利上昇や円高という株にとっては不利な条件がそろっており、

大型株中心に下落しています。

一方で中小株は上昇しており、こちらも大きな流れの変化を感じます。

円高でかつ適度な金利状態あれば、

国内需要に重きを置きかつ財務の堅強な中小株にとってはプラスなのかもしれません。


新興国株は中国の調子がいいのか比較的堅調ですね。

ただし、明暗が分かれていそうです。

その他、米国債券は、ヨコヨコ。

金は引き続き堅調。

暗号通貨は調整が続いていますね。

もうバブルは終わったという声がちらほら聞こえますが、どう転ぶかは分かりませんね。

長期投資ですので、静観です。



・まとめ、今後


米国株、日本株(特に大型)とも軟調ですね。

一方で、EUや中国、日本の中小などは年初来で堅調のようです。

引き続き米国株等が中心で下落したら追加のスタンスは変わりませんが、

一時的かもしれないものの変化を感じますので、

特にEU株や日本の中小株などを注視していきたいと思います。

お安い日本中小株が沢山ありますもんね。

それでは、よい週末を(__)

2025年2月15日土曜日

20250215 CPI、PPI発表、インフレ懸念 市場は堅調 各資産状況

・情勢


今週もお疲れ様でした。

1月の米国消費者物価指数(CPI)が発表され、

前月比0.3%上昇(予想:0.2%上昇)となりました。

また、生産者物価指数(PPI)も発表され、

前月比0.5%上昇(予想:0.3%上昇)となりました。

両指数とも予想を上回り、インフレ圧力の高まりが示されました。

特にエネルギーや食品価格の上昇が全体の物価上昇に寄与してるようです。

企業の生産コストが増加していることも明らかになり、

最終製品の価格上昇や利益率の圧迫が懸念されます。

それでは、今週のポートフォリオです。


・ポートフォリオ



■米国株














■日本株





















■新興国株














■米国債券











・投資状況


今週は特に取引なしです。


米国株は、金利上昇にもかかわらず堅調に推移し、週間では上昇しました。

金曜日には下落で終わっているため来週には注意でしょうか。

トランプの関税も着々と進んでいるようですし、

インフレ懸念が再燃しているようで、2月3月と荒れそうな予感。


日本株はヨコヨコが続いています。

決算発表は概ね終了し、全般に悪くない状況です。

3万8000円付近の底値は固く、地固めを進めているようであればいいのですが。

あと引き続き中小株が強いです。


新興国株も比較的堅調ですが、インド株の下落が止まりませんね。

まあ、企業業績の悪化から始まっているようですし、しばらく小休止でしょうか。

その他、米国債券は、金利上昇に伴って下落しています。

金は引き続き堅調。

暗号通貨はETF期待が高まっているXRPやDOGEが上昇しています。

全体として引き続きヨコヨコですね。




・まとめ、今後


インフレ懸念から米国金利が上昇している割には市場は堅調ですね。

トランプも着々と関税政策を進めていくようですし、

このまま株価がスルスルっと上がっていくようには思えないですが。

毎年2月3月ごろは急落局面があるので、

今は静観しつつ下落チャンスには拾っていきたいと思います。

それでは、よい週末を(__)

2025年2月8日土曜日

20250208 暗号通貨急落、金堅調 関税外交 雇用統計通過 各資産状況

・情勢


今週もお疲れ様でした。

軟調な2月相場の幕開けでしょうか。

リスク資産中心に下落しています。

2月7日に発表された雇用統計では、

非農業部門雇用者数が14.3万人増(市場予想の16.9万人増を下回る)、

失業率が4.0%(前月の4.1%から低下)となりました。

FRBの利下げを急がないとの見方が広がったのか週末に米国市場は下落しています。

トランプさっそく関税取引を開始しており不安定な相場が続きそうです。

それでは、今週のポートフォリオです。


・ポートフォリオ



■米国株














■日本株





















■貴金属&コモディティ













■暗号通貨












・投資状況


今週は積立枠で米国株、新興国株を購入しました

後は金を少し買い増しました。


米国株は、週間ではヨコヨコでした。

2月3日の急落から持ち直しましたが、週末に再び下落となりました。

円高の影響で投資信託は値下がりしています。

一方日本株は円高の影響もあってか、米国株以上に下落しています。

決算は悪くなくEPSも上昇しているようですので、我慢の時でしょうか。   

そして、日本株の中でマザーズが堅調な動きをしており、

もしかするとようやく日の目を見るときが来たのでしょうか。

2010年代後半の中小型株が強かった時代が懐かしい。


その他、米国債券は、金利下落に伴って上昇しています。

そして、今週も他の資産を横目に安全資産の金が強かった。

思わず少し買い増ししましたが、混沌とした時代、金の需要はなかなか衰えませんね。

最後に暗号通貨ですが急落が来ました。

平気で30%とか下落するので笑いが止まりませんが、

上がるときもすごいので驚きありませんね。

ここで買い増しすべきなのだろうか、勇気がいります。


・まとめ、今後


月曜日は先週末に発表された関税の影響で急落で始まりましたが、持ち直しましたね。

不安定なことが多い2月から3月にかけて、トランプの動きも相まって、

急展開が続きそうですが、大きく下げたら拾うのスタンスで狙っていきたいと思います。

後、金は綺麗な右肩上がり過ぎて買いタイミングに迷いますが、

継続して買っていきたいと思います。

それでは、よい週末を(__)

2025年2月1日土曜日

20250201 DEEPSEEK発表で一時急落も持ち直す ディフェンシブ底堅い動き 各資産状況

・情勢


今週もお疲れ様でした。

1月29日に発表されたFOMC政策金利は予想通り4.25~4.50%で据え置きとなりました。

また、米国GDP(2024年第4四半期)が発表され、

前期比年率 2.3%増(前期3.1%増から減速、市場予想2.6%を下回る)となりました。

個人消費は好調なものの設備投資低迷などが押し下げたようです。

一方、中国からDEEPSEEKなるAIが発表され市場にショックを与えました。

ナスダック等は米国ハイテク株は一時数パーセントの大幅下落となりましたが、

すぐに落ち着きを取り戻し、今のところ持ちこたえております。

今後も米国株式市場に影響を与えそうなニュースです。

それでは、今週のポートフォリオです。


・ポートフォリオ



■米国株














■日本株





















■米国債券












■暗号通貨









・投資状況


今週も米国ハイテクを震源とした下げタイミングで、

NISA銘柄を中心にポチポチと数万買い増しました。


米国株は、一時DEEPSEEKショックに見舞われましたが、長くは続きませんでした。

また、ダウは上昇しており、私のディフェンシブ銘柄も上昇し、

ETFポートフォリオ全体では週間ではプラスに終わりました。

円高に進んだのもあり、投信信託の方は下落に転じています。



日本株は米国ハイテクの下落を受け、日経平均のハイテク銘柄を中心に下落しましたが、

ディフェンシブ銘柄が堅調に推移し、こちらもポートフォリオはプラスで終えました。

全体でも値下がりよりも値がり銘柄の方が多く、

見た目よりも悪くない状況ではないでしょうか。

個別ではSBIHD、AREHDなどが急騰しています。

決算シーズンとなっていますが、業績好調銘柄が多く、ムードは悪くないですね。


その他、為替は円高方向に推移しており、投資信託は影響を受けています。

米国債券は、底値圏で停滞中ですね。

金利高止まり状況ではしばらくは膠着状態でしょうか。

新興国株は相変わらずもたついています。

こちらも米国金利が落ち着くまでは厳しいか。

金が相変わらず強いです。安全資産としての需要が高まっているのだろうか。

暗号通貨は引き続き調整中です。



・まとめ、今後


今週はDEEPSEEKの影響でナスダックが急落し一時はどうなることかと思いましたが、

今回はすぐに持ち直しました。買う気満々で待ち構えていたんですが、

少ししか購入できませんでした。

週末に発表された米国によるメキシコ、カナダ、中国への関税が、

週明けどのように織り込まれるかですね。

それでは、よい週末を(__)